(けど、せっかくのクリスマスなんだからあの人とも―――) |
×「(将臣くんとならずっと一緒にいられるね)」
×「(九郎さんと一緒にいられたらいいな)」
×「(ヒノエくんと一緒にいると楽しいし)」
×「(弁慶さんもそう思ってくれたらいいな)」
×「(譲くんと二人で出かけたりとかね)」
×「(景時さんとなら楽しそうだよね)」
×「(敦盛さんだよ もっと親しくなりたい)」
×「(先生を誘ってみようかな 断られないといいけど)」
×「(白龍、いつもそばに一番近くに感じる)」
○「(みんなは大切な仲間だもの、選べないよ)」 |
せっかくのクリスマスイブなんだし、ちょっと行ってみようかな |
○「少しだけなら、迷惑じゃないよね」
×「でも、もうミサも終わっているよね」 |
(わっ!?だ、誰?この声は…) |
×「(まさか―――銀なの?)」
○「(知盛?そんなはずない でも…今のは)」
×「(誰だろう?神父さまかな)」 |
(知盛がいるのは、あの戦場…遙かに遠い場所) |
×「こんなところに、いるはずがないよね」
○「会いたかったけど、会えるはずないよね」
○「けど、本当に聞こえた ここに、いるの?」
※スチル「聖夜に咲く赤き薔薇」が表示されます |
(私がいなくなったとしてもかまわないんだ) |
×「それなら…帰るよ」
○「(でも、ここで帰ったらきっと後悔する)」
○「帰らないよ 帰る理由もないもの」 |